ここまで被害なく 稚内市内 大雨警報・土砂災害情報発表
南から暖かく湿った空気が入っている影響で稚内は25日、朝までに50㍉以上の雨量を観測。稚内地方気象台は大雨警報、前日からの雨含め土砂災害警情報(5段階中・レベル4相当)を発表し警戒を呼びかけている。
24日午後から湿った空気が入り不安定な天候となっている影響で25日未明から雨の降り方が強まり、稚内は午前3時頃、開運で1時間に20・5㍉の雨が降り、午前7時半過ぎまでの24時間で68・5㍉、声問は82・5㍉、沼川61㍉、宗谷岬41・5㍉を観測した。
普段は川底が見え、穏やかな宝来地区を流れるトベンナイ川は未明からの雨で、裏山からの沢水が濁流となって流れていた。
25日午後からも雷を伴った激しい雨が断続的に降り、多い所で1時間で40㍉、26日朝まで100㍉の大雨となる恐れがあり、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を呼びかけている。
稚内市(総務防災課)によると、大雨による被害報告はない。