【市民植樹祭】稚内公園に182本植栽 緑を増やし次代へ
稚内市主催の第50回市民植樹祭が28日、稚内公園の旧スキー場跡地で行われ、参加した市民はミズナラなどの苗木182本を植栽した。
参加した南RCや稚内RC、山本建設など12団体と個人合わせて64人を前に、工藤市長が「昭和45年に森林公園で1回目の植樹祭を始めてから今年で半世紀を迎えました。稚内は風が強く樹木にとっては厳しい環境ですが、二酸化炭素の吸収や土砂災害から守ってくれる木々を増やし、豊かな緑を次の世代に引き継いでいきたい」と挨拶した。
15㍍以上の強風が吹くという生憎の天候下参加者はスコップを使って400平方㍍の敷地に、ミズナラ68本、マメ科の落葉樹イヌエンジュ52本、二酸化炭素の吸収が高いとされるマツ科の落葉針葉樹クリーンラーチ62本の苗木を「大きく育てね」と願いを込め植えていた。