宗谷岬公園で世界平和を願い 漁協女性部がホタテ貝殻で文字

ホタテの貝殻を使った「世界平和」の文字

 宗谷漁協女性部(津山篤子部長)は宗谷岬公園の一角に、ホタテの貝殻で〝世界平和〟という文字を形づくり、命や平和の尊さを訴えている。
 40年前の大韓航空機撃墜事件の悲劇を繰り返してはいけないと毎年、宗谷岬公園祈りの塔前にある花壇にアルメリアを植栽する活動をしている女性部は、昨年からホタテ貝殻を使って世界平和という文字を作っており、今年は一週間ほど前、女性部や漁協職員ら30人で2日間かけ一文字当たり縦・横6㍍ほどで長さ約25㍍の世界平和という文字作った。
 コロナが明け、宗谷岬や岬公園には多くの団体ツアーや個人旅行者が見られるようになり、津山部長は「岬公園には祈り塔や子育て平和の鐘、世界平和の鐘があります。世界平和というメッセージを見て、平和の尊さを今一度、考えてほしい」と話していた。

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