全業種で悪化辿る 信金景況レポート 1~3月売上、収益とも

 稚内信金は、営業エリア内の1~3月期実績と4~6月期見通しを景況レポートとして公表した。
 1~3月の売上額は建設業の36・4%減を筆頭に全業種で前年同期を下回った。DI値はマイナス20・5(前年同期18・4㌽低下)収益も売上額同様、全業種で前年同期実績を下回りマイナス25・9(同13・3㌽低下)した。
 イラン情勢の緊迫化に伴う先行きの不透明感を受けたものと、信金ではみている。
 4~6月期は経済活動期でもあり比較的良好だとの見通しを示している。
 当面の重点課題として①人手不足②仕入商品・原材料の値上がり③売上(受注)の減少④人件費の増加⑤人件費以外の経費の増加ほか同列5位に商圏人口の減少が挙がった。
 業種ごとの1~3月期実績。
 〈製造業〉受注額マイナス21・2(同15・3㌽低下)、収益マイナス18・2(同15・2㌽低下)。受注額が改善した土石・骨材以外は全て悪化。
 〈卸・小売業〉売上額マイナス10・2(同10・2㌽低下)、収益マイナス32・7(同15㌽低下)。食料品が大幅に改善した一方、ほかは悪化。
 〈サービス業〉売上額マイナス12・8(同25・3㌽低下)、収益マイナス21・3(同10・9㌽低下)。クリーニングは改善したものの、ほかは悪化。
 〈建設業〉受注額マイナス36・4(同18・2㌽低下)、収益マイナス33・3(同12・1㌽低下)。総合建設、設備ともに悪く、特に設備が厳しい状況にある。
 〈運輸業〉売上額マイナス30・8(同16・5㌽低下)、収益マイナス23・1(同15・9㌽低下)。一般旅客が大幅に悪化した。