週末雑感
暑くなったり肌寒くなったりと忙しい天気だった。風は相も変わらず強く有難迷惑だが「有難や」という産業はあり世の中は長短あり装いにはある。
稚内商工会議所の議員総会が開かれ、達英二専務理事(75)の後任に、今年3月まで副市長だった川野忠司氏(67)が選任された。
平成27年7月から10年10カ月間、専務理事を務めた達氏は稚内市政だけでなく経済界にも明るく余計な事を喋らない人柄だった。かつて市議会重鎮だった人物は達さんを「ズル助」と冗談を言うが人というのは上になればなるほど組織のため食言することもある。筆者とは1回も盃を交わしたことはなかったものの、普段の会話で誠意ある人とは思っており三水会では必ず隣の席だった。
新任の川野氏は一言で言えば、ざっくばらんな人で副市長時代には肝胆相照らした。声がでかい人に悪い人はいないと言われるが、川野さんも声大きい。
昨年11月から6期目に突入した中田体制では、6期18年間、副会頭を務めてきた今村光壹氏が勇退し、ユーラスエナジー国内電源開発ユニット理事の大池一治氏(前稚内信金常務理事)が新たに就任。今回、川野氏が専務理事に就任したことで盤石な体制になったようである。
稚内も他市と変わらず人口減少、産業の衰退に伴う流動化等々、課題が山積する。土建業界出身だけに国道の高規格化など業界に関連する対策に目が行きがちだが、稚内には水産業などマチを支える産業があり、更には小規模な事業形態への支援が欠かせず、会頭の手腕に期待したい。

