トド群れなし居座る 弁天島 数日前には300頭以上も

 宗谷岬の西側約1㌔沖合いに浮かぶ弁天島に、〝海のギャング〟トドが群れをなしている。
 周囲約500㍍ある弁天島には毎年冬になるとサハリンから越冬のため南下してきたトドが群れとなって上陸している。
 晴れた日などには弁天島に上陸しているトドの姿が、宗谷岬に向かう国道238号線沿いからの肉眼でも見ることができ、1週間ほど前は岩場などで100頭ほど確認された。ドローンなどを使用し島上空から個体数を調査している関係者によると数日前は300頭ほどいたという。
 周辺の海域では毎年タコやニシン、カジカなど食い荒らされる被害が数億円規模に上っており、漁業関係者は「タコなどを食い荒らす厄介者だ」と怒りの声をあげていた。