蝦夷山桜11本植える 北の桜守パーク 増えれば祭りの復活開催も

 メグマ沼の北の桜守パークの敷地内で26日、サクラが植樹され、スタッフが5年、10年後にパークがサクラの名所となるよう願いを込めて植えた。
 2018年春、施設がオープンしてから管理するNPO法人文化活動振興会(藤田幸洋理事長)では、計画的にサクラを増やしており、今季はシカの食害や強風で枝折れしたサクラ数本の跡に11本のエゾヤマザクラを植えた。
 今年春、施設がオープンした時に映画の主演を務めた吉永小百合さんが植えたサクラが5年ぶりに開花するなどパーク内には少しずつ花を咲かせるサクラが増えてきた。今回植えたものを含めてパーク内には、約30本のサクラの木がある。
 NPO法人の担当者は「少しずつですがサクラが増えてきました。パーク内のサクラがいっぱいになった時には、過去一度開催し休止している桜守パーク祭りなどを復活させたい」と話していた。