天北堆

 稚高と大谷高の学校祭が始まり生徒達が青春を爆発させている。10代のエネルギーというのはとてつもないもので勢いあまっての脱線もあろうが、若さの特権であろう◆残念なのは商工高と稚高が統合したことで無くなった商工高の行燈行列だ。実施していた頃、コースには地域住民が大勢繰り出し、それは稚内の夏の風物詩のひとつであった◆人口が減り少子化によって学校が無くなる寂しさは何も経済面ばかりでなく市民の細やかな楽しみも奪われてしまう。寂れる廃れる現実に呻吟する今日此の頃である。

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