単月最高の貿易額 1988年以降 5月の稚内港 風力関連など輸入65億円

 稚内税関支署は5月の稚内港外国貿易概況をまとめた。
 輸出は3カ月ぶりに皆無で、輸入64億8400万円(同44・7%増)。輸出は2カ月連続し減少、輸入は4カ月連続し増加した。輸出入総額は3ヶ月連続で増加した。
 輸入額、輸出入総額とも統計が始まった1988年以降、1カ月間の取扱額としては最高だった。
 輸入は風力発電事業の電気製品51億3400万円(同79・6%増)、鉄鋼製品10億5500万円(同19・5%減)、活ウニ208㌧(同5・1%減)2億6200万円(同5・5%減)など。
 外国船の入港は、昨年に比べて2隻少ない14隻で、ウニ船12隻など。国籍はロシア12隻、中国2隻。
 5月末累計は輸出1億7360万円(昨年同期対比37・7%減)輸入150億8455万円(同70・7%増)の151億9192万円。昨年同期と比べ68・6%の61億8122万円上回っている。

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