丹波屋保存NPO 、まち研に寄付 建築士会支部70周年事業で各30万円

 昨年3月に創立70周年を迎えた北海道建築士会宗谷支部(小野孝支部長)は1日、創立記念事業として旧瀬戸邸で中頓別町にある旧丹波屋旅館(国登録有形文化財)の保存活動に取り組むNPO団体に30万円を寄付した。
 地域の歴史的資産を街作りに活かす勉強会として旧瀬戸邸の視察を終えたあと小野支部長、石井和雄事務局長の2人から「保存活動に役立てて下さい」と寄付金を贈呈された旧丹波屋旅館保存プロジェクトの星川三喜男理事長は「寄付金など支援は大変有難いことでこれからの活動に役立ていきたい」と感謝していた。
 宗谷支部は70周年事業として、来週8日には恵北の赤れんが通信所の保存活動をする稚内市歴史・まち研究会(富田伸司会長)にも30万円を寄付することにしており、小野支部長は「貴重な建物の保存に少しでも役立てて頂ければ嬉しいです」と話していた。

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