【北方植物園】ヒマラヤの花、見頃に 開花情報はHPで

ヒマラヤの高山植物が咲く北方植物園

 百年記念塔下にある稚内市北方植物園の礼文やヒマラヤなどに分布する高山植物が見ごろを迎え、訪れた観光客や市民を楽しませている。
 園内10カ所以上ある花壇に100種の高山植物や山野草が植栽され、ヒマラヤに自生する花を集めた花壇では、先週から中国雲南省からヒマラヤにかけた地域に分布する高山植物で穂状の花が特徴的なヒマラヤトラノオ、葉が鳥のツメに似て白い花を咲かせるセイヨウツメクサなどが開花。礼文島などにある花を集めた花壇「利尻・礼文の庭」では白い花びらに紅色と黄色の斑点があるレブンクモマグサなどが咲いている。
 晴れて気温が22度まで上がった27日午前中、植物園に旅行者らが訪れており、キャンピングカーで道内各地を旅しているという夫婦は「身近に高山植物など色々な花が見られるので素敵な場所ですね」と感想を述べていた。
 植物園を管理している稚内山野草同好会はホームページでの花の開花情報を定期的に更新しており、参考にし楽しんでほしいとしている。

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