レンタサイクルの外国人利用が伸びる 台湾、香港など28人

自転車を借りるドイツ人女性

 稚内観光協会が二次交通の手段として、旅行者らに貸し出しているレンタルサイクルの外国人旅行者の利用が伸びている。
 4月29日の貸し出しから6月22日までの利用者は130人。そのうち2割に当たる28人が外国人で、台湾が最も多い11人、次いで中国、香港が5人ずつ、ネパール2人、アメリカ、ニュージーランド、韓国、カナダ、ドイツ、フランスが各1人ずつ利用している。
 昨年は同じ時期で国内在住者による利用が5人だったのに対し、今年はコロナの入国規制解除でGWから稚内入りする外国人が増え、レンタルサイクルの利用も5倍強に増えた。
 協会の担当者によると、外国人の多くが1日利用で目的地は宗谷岬までが多く、次いでノシャップ岬や稚内公園などで「コロナが明け、外国人観光客が戻ってきたことを実感する。2次交通として役割を担っている自転車を利用して稚内観光を楽しんでほしい」としている。
 ドイツから1人で北海道旅行に来たという女性(18)は2時間利用で稚内駅前からノシャップ岬までのサイクリングし「風が気持ち良く観光を楽しめました」と満足していた。

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