兵庫県の宮本さんが日本一周で稚内へ 徒歩の旅290日超える

兵庫から徒歩で日本一周の旅をしている宮本さん

 徒歩で日本一周を目指している兵庫県三田市出身の宮本智樹さん(29)は「稚内で沢山の人にお世話になりました」と天塩方面向け出発した。
 世界一周を目指しオーストラリアとニュージーランドに渡っていたが、新型コロナウイルス感染拡大により断念。先ずは国内からと昨年4月、日本の文化など目の当たりにしたいと日本一周の旅を決意し、地元を出発し九州方面、その後は本州の日本海側など北上、冬の間は東京に止まりアルバイトをし、今年の4月に再出発して北海道入りした。
 稚内には先週到着し最北端の宗谷岬に到達した自分への褒美として離島観光を楽しみ稚内ではナマコのアルバイトやSNSを見た人らに助けられながら過ごしてきたという宮本さんは「皆んな家族のように接してくれた。稚内は印象に残る街になりました」と話していた。
 22日で旅から290日目を迎え「旅で出逢った人たちは良い人ばかりで応援してもらいました。残り4カ月ほどで旅を終える予定なので安全に無理をせずゴールを目指します」と話しオロロンラインを南下して行った。
 (寺本享平)

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