「茅の輪」くぐり息災祈願 北門神社に今月いっぱい設置

茅の輪をくぐる参拝者

 北門神社で1日から本殿前に半年間の厄を払う「茅の輪」が設けられ、参拝に来た市民や観光客が8の字を描くように輪をくぐり、無病息災など願っている。
 直径2㍍ほどある茅の輪は、参拝で訪れた人が自由にくぐれるようにしてあり、残り半年間の家内安全、健康などを願う夏越しの大祓いの神事が執り行われる今月30日まで設置される。
 月の始まりで神様に無病息災、商売繁盛などを祈願する月参りの1日朝、本殿で神事も執り行われ、神職が新しい月への無病息災などを祈願したあと、参拝者は茅の輪の前で一礼し、左、右、左の順に3回輪をくぐり身を清めていた。
 奈良から訪れたという女性は茅の輪をくぐったあと本紙の取材に「コロナが明けて漸く日常が戻ったのを実感しているところです。最北の神社に参拝するのが旅行の目的だったので残り半年間、無事に過ごせることをお願いしました」と話していた。

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