稚内市部道議選 建部氏が意気込み語る マンネリ打破めざす
稚内市部道議選に立候補する予定の建部奈津子氏(49)が稚内プレス社を訪れ、「少しでも市民の皆さんの暮らしが豊かになるよう(道議として)働かせてください」と支持を呼びかけた。
夫の仕事の関係から稚内に移住した建部氏は1カ月ほど前から行っている辻立ちの疲れも見せず「年を重ねても障がいがあっても市民の皆さんが安心し暮らせる街を作って行きたい」とし、女性や若者が活躍できる社会めざし「思いやり無い政治を変えよう」と拳を握った。
3年前に引っ越して来たという稚内の印象は「観光スポットでさえカフェなど若い人向けの場所がなく、市立病院の待ち時間が長すぎます」と指摘。(16年間選挙なく)マンネリ化している道議選に新しい風を吹かせたいと意気込む。
「人を大切にする政治の実現めざし社会を変えたい」と願う建部さんの座右の銘は「鶏口牛後」。大きな組織で人に従い働くより小さな組織の長になる方がよいという意味がある。
6選めざす吉田正人氏に対抗する建部氏の気骨を感じた。