赤れんが通信所で春の散策会行う 今年は雪による被害無く

赤れんがB棟回りを散策する会員

 稚内市歴史・まち研究会による堅雪散策会が21日、恵北の稚内赤れんが通信所敷地内で行われ、参加者が春の息吹きを感じながら散策した。
 毎年、春分の日に合わせて開く散策会には会員ら10人余りが参加、今年は雪融けが早く、21日午前中の最高気温がプラス7度まで上がった中、参加者は建物の周辺約500㍍を1時間に亘って散策し、B棟の裏側などで雪の影響による建物の痛み具合などを見て回ったが、今年は損傷した箇所は確認されなかった。
 散策会を終え、富田伸司会長は「屋根の修復工事を終えたB棟内部を活用し、赤れんがの写真や模型などを展示するスペースを作っていきたい。外側の工事は完了したので、今後は内部を見て頂くことに視点を置いて整備を進めていきたい」と話していた。

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