不正薬物など密輸取締り 稚内税関支署 16日まで警戒期間

密輸取締り強化の看板

 稚内税関支署は、7〜16日までを年末特別警戒期間とし、不正薬物の密輸防止など取り締まりを強化する。
 道内と東北3県を管轄する函館税関では、今年10月末までに不正薬物の摘発はなかったものの、告発処分が14件(不正薬物事犯13件、知的財産侵害事犯1件)あった。
 稚内税関支署管内では、平成26年にロシア国籍の船員が散弾銃の弾薬を所持していた事案以降、密輸入は発生していない。
 7日、稚内地方合同庁舎ロビーに「密輸取締強化実施中」との看板を掲げた宍戸支署長は「不正薬物、金やテロ関連物資の密輸防止のため関係機関と連携し取り締まりを強化したい」と話していた。
 市民からの情報提供も呼び掛けており、不審な事案などには密輸ダイヤル(0120〜461〜961)。

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