神奈川から稚内に 水族館に採用された逢坂さん
今年4月、ノシャップ寒流水族館に採用された飼育員の逢坂優大さん(20)は「アザラシショーなど通してお客さんを楽しませたい」と抱負を語った。
逢坂さんは神奈川県出身。幼い頃、八景島シーパラダイス(横浜)で見たアザラシに一目惚れし、生き物が好きだったことから地元の高校を卒業後、TCA東京ECO動物海洋専門学校エココミュニケーション科水族館・アクアリスト専攻に進学し、飼育員としての基礎を学び、就職先としてアザラシが毎年産まれている稚内の寒流水族館を志望し採用された。
逢坂さんは「コンペイトウやイトウなど初めて見る魚が多く感動しました」と寒流水族館の印象について語り「重いものを運ぶなど大変なことも多いですが、アザラシの餌やりなどとても楽しいです」と約1ヶ月間の業務を振り返った。
アザラシの飼育員を夢見ていたという逢坂さんは「夢が叶って嬉しい。仕事は一通り覚えたので頑張って行きたい」と目を輝かせていた。
趣味は生き物の採取。「実家ではヤモリやトカゲなど飼っていました。稚内では近郊の生き物を採捕し観察してみたい」と話していた。