声問川に不法投棄 植木鉢やバッテリー 釣り人怒り心頭
イトウ釣りなど釣り人が集まる声問川河川敷周辺で、何物かが不法投棄したと見られる植木鉢や車のバッテリーなどのごみが見付かった。発見した地元の釣り人は「自分のごみは自分で適切に捨ててほしい。市民として情けない」と怒りを露にしている。
20年以上前から声問川をフィールドにフライ釣りでイトウを狙う70代男性が昨年秋に川の中に見付けていた植木鉢を、先週末に網で川の中から回収し、車のバッテリーやバーベキューを食べた後のホタテの貝殻も50枚ほど見付けた。
毎日のように川沿いでイトウ釣りをする男性は、水深70㌢前後しかない川の変化はつぶさに判り「陸から川底が見えるので、ごみがあれば直ぐ分かる。地元の釣り人は川の環境を守るためごみ拾いをしながら川に敬意を払い釣りをしているのに川の中などにごみを捨てるのは許せない」と話していた。
イトウを求めて道内外からの釣り人も多くなり、私有地の牧草地に車で進入するマナー違反の人もおり「絶対やめてほしい」と注意を呼びかけている。