拓心中1年生 りしり見学 宿泊研修で稚内入り

 猿払の拓心中1年生が15日、稚内海保所属の巡視船「りしり」を見学し、海の治安を守るため働く海保の仕事を学んだ。
 1泊2日の宿泊研修で稚内入りした生徒17人は、地域で働く人を知るため15日に巡視船りしりを見学し少年自然の家で一泊。翌16日には育英館大学で情報技術などの模擬授業を受けた。
 巡視船りしりでは海保職員から海上保安庁が海の警察や消防などの役割を担い犯罪の取締りや領海警備、海難救助、環境保全、災害対応などしていることを教わった。
 船内見学では操舵室やヘリポートなどを見て回り、父親がホタテ漁をしているという男子生徒は「父親の船よりも大きく、色々な部屋があり驚いた。勉強になりました」と目を輝かせていた。