冬、国有林で35頭捕獲 振興局 分屯地近くの国有林で実施

 宗谷総合振興局(環境生活課)は、昨年12月から今年3月下旬にかけて自衛隊稚内分屯基地に隣接する国有林で実施したエゾシカの捕獲結果を発表した。
 12月28日からエサが少ない冬季にエゾシカをおびき寄せるくくりワナを国有林に50基設置した結果、35頭(メス30)を捕獲。2、3月と暖気による雪融けでエサとなる草が出てきたことでワナにかからない期間があり目標としていた50頭には届かなかった。
 好物の牧草やビートパルプなどをシカの通り道に置きエサで誘引することで効果的に捕獲することが出来たとする一方、気象状況で動作不良を起こすことがあるため、こまめなメンテナンスが必要であるとした。
 今年度は、再び自衛隊に隣接する国有林で実施すると共に猿払でも行われる予定にある。

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