節目40年目の夕市 稚内酪農婦人 毎週水曜日に開催
稚内酪農婦人夕市の会(金村恵美子会長)の今年最初の夕市が24日午後、ララプラザ駐車場で行われ、新鮮な山菜などを求める人で混雑した。
酪農家婦人が自家菜園の野菜や山菜などを市民に格安販売する夕市は今年、節目の40年目を迎え、毎週水曜日午後2時半から開かれる。
開始を前に常連客ら70人余りの市民が集まり、金村会長の笛の合図で販売がスタートし、その日の朝に採れたヤチブキや行者ニンニク、家庭菜園で作った大根やシイタケなどが飛ぶように売れ、30分ほどで店仕舞いした。
毎回欠かさず来るという市民からの「今年の夕市を楽しみにしていました」と好評の声に金村会長(86)は「雪融けが遅かったですが、今年はいい行者にんにくが採れました。これからも新鮮な山菜や野菜などを提供しますので、楽しみにしてください」と話していた。
夕市は11月6日まで行われる。