地元住民に愛される空港に 太田HAP稚内空港事業所長
北海道エアポート稚内空港事業所の太田次郎所長(54)は「乗客は勿論、地域住民の皆さんにも愛される空港になるよう努めて行きたい」などと着任に当たって抱負を述べた。
太田氏は東京都生まれで専修大学を卒業後の1992年に全日空に総合職として入社。羽田、成田、伊丹など旅客業務、労務管理など従事したあと2022年から中国の広州空港の所長を務めた。
11年の東日本大震災での仙台空港で災害時復興支援のオペレーション業務に従事してきたことから、いち早い空港復旧は地震など自然災害において不可欠なものであるとし、稚内空港への備えも的確に実施したいとする一方、13年間途絶えている外国からチャーター便(前回は台湾から)復活も期している。
家族は東京に残し単身赴任。趣味はゴルフやスキーほかプロ野球観戦。座右の銘は一期一会。