宗谷合同庁舎で防災関連展示 防災グッズ、TKBWパネルなど

 宗谷合同庁舎道民ギャラリーで、防災グッズや自然災害に備えたパネルが展示されている。22日まで。
 今年元日に能登半島沖地震が発生し、2か月以上たった今も1万人以上の住民が避難生活を余儀なくされていることを受け、道民に防災意識を高めてもらい万が一に備えてもらおうと開かれている。
 災害対策用にプライベートを確保できるテント、災害用トイレ、発電機など防災グッズを展示し、避難所関連死を防ぐためのT(トイレ)K(キッチン)B(ベッド)W(ウォーム)について、地震や風水害の備えなどについて紹介するパネルほか、北海道防災情報メールの活用に関するパネルも展示されている。
 中田危機対策室主幹は「災害は人ごとではなく、いつ自分の身に降りかかるか分かりません。災害について知り、対策をしておくことで被害を少なくすることが出来るので今一度、防災について考えてみて下さい」と話していた。