宗谷地域の魅力向上へ きた北海道DMO アンケート結果報告会
きた・北海道DMO(候補法人)は30日、宗谷経済センターで観光地域診断事業の第2回ワークショップを開き、観光関係者が宗谷地域の観光振興に向け課題などを共有した。
昨年11月に開いた第1回ワークショップで今後の観光戦略に繋げていくため、調査したアンケート結果の報告会として開いたもので会場のほかオンラインで参加した90人余りを前に、出張先の札幌からオンラインで中場きた・北海道代表理事は「きた北海道DMOは地域の稼ぐ力を引き出す舵取り役として、地域経済が活性化するよう活動していきたい」などと挨拶した。
調査会社から11月のアンケートで回答があった337件を調査した結果が発表され、きた北海道地域は、地域内での移動のしやすさが世界や日本平均と比べ高いことが挙げられとした一方、地域外からのアクセスや芸術・歴史・文化と遺産などが低い水準にあるとの報告があった。
アンケートの観光地域診断で自由記述を集計した項目で地域が寄り良い観光地域となるために必要なことへの質問では、交通や施設・コンテンツの拡充と魅力度アップを求める人が多く、利便性の高い移動手段としてバスやレンタサイクル、レンタカー・バイクが充実してくると観光地を周遊出来て満足度が上がるなどと分析していた。