先週のことども
日本政府の福島第一原発の処理水の海洋投棄で、それでなくてもぎくしゃくしている日中関係は戦後最悪の事態に陥っている。
日本と中国の関係は戦中・戦後も暫く変わることなく平和条約締結しても大きな変化はなかったが、経済を中心にした経済開放政策を内外に示した鄧小平氏の中国共産党総書記就任によって潮目が変わり、中国はその後開放政策により恩恵を浴し、GDP世界2位の経済大国になってからは日本にとって中国は米国を上回る重要なパートナーになった。
中国に依存する日本企業、関係者が多い中中国の日本産水産物全面禁輸の影響は大きくホタテを相当量輸出している宗谷漁協、猿払漁協はじめ加工業者が痛手を被ることになりその損失に関し政府が補てんに動くような報道あるも先を見据えると中国に代わる輸出先を捜さねばなるまい。「大変だ大変だ」と言っていても埒明かず〝新たな恋人〟を見付けなければならない。
筆者の知るところでは中国は、福島第二原発の処理水以上のトリチウムを海に放出している。それを棚に上げ日本を窮地に貶めようとする中国の陰謀に屈してはいけない。
世の中で起きる出来事は理不尽な事がある。中国の仕打ちもその一つであろう。ハムラビ法典の「目には目を歯には歯を」とする仕返しをしてもよかろう。とかく人の良い人が多い日本人だが、世界各国と渡り合うには弱い。
二世議員の岸田総理にしたたかさあるのか非常に疑問だが、自民党総裁選のよう相手を負かす手段を講じやっつけるしかなかろう。