「大舞台での経験糧に」 カーリングの笈川さんと丸山さん
今月10日~13日まで稚内で開催されたた北海道カーリングツアー「稚内みどりチャレンジカップ2023」に急きょ参加した稚内のジュニアクラブ女子メンバーの笈川綾那さん(17)と丸山莉夢さん(14)。国内トップチームが参加した大会を終え「とても勉強になり、良い経験になりました」などと振り返った。
稚内大会には男女各8チームの計16チームが出場。男子はTM軽井沢、女子はフォルティウスが優勝し、稚内の奥山美佳選手が所属するSTRAHLが4位で幕を閉じた。
女子チームの中で選手が出られなくなり、代役として大会に出場した2人は、稚内ジュニアクラブに所属して6年目になる笈川さん(稚高2年)は札幌国際大学チームのリードとして出場。4年目になる丸山さん(潮見が丘中2年)は奥山さんが所属するSTRAHLのリードとして参加した。
大きな大会は2人にとって初めての経験で4日間は緊張して寝れず、食事ものどを通らなかったと語った笈川さんはトップチームと対戦し「経験豊富な選手たちはミスがなく、試合をしてコミュニケーションもしっかりできたので楽しかったです」と振り返り、今後の目標として精密機械と呼ばれているカナダの選手を手本に「今回の経験をいかして上手くなれるよう頑張りたい」と目を輝かせていた。
決勝トーナメントに進出し準決勝で敗れたとはいえ、4位に入ったSTRAHLの選手として出場した丸山さんは本橋麻里選手率いるLOCOSTELLAなどと対戦し「ジュニアだと対戦できない選手との試合はとても勉強になりました。ショットの正確さ、自分では考えない作戦を実行できる技術の高さに驚きました」と話し、今後の目標として「色々な試合を経験して、自分のショットを正確にできるよう技術を磨いていきたいです」と改めて意欲を燃やしていた。