週末雑感
毎度のことだが今週も何かと忙しい1週間だった。少ない人員から1人休んでしまい天手古舞な上に弔電を打たなかった事実(昨年12月分の一部)も判明した。そして12日の印刷にトラブルが発生しいつもの時間より30分遅れになり読者はじめ配達の皆さんにも迷惑を掛けてしまった。
その夜、読者数人にお叱りの電話を受け寝るまで休まる暇はなかった。「社長なのだから当り前」と突き放す方がいるが、トップという立場の厳しさに思い悩む日でもあった。
同じ姓の市長の毎日々々も大変だろう。たかだか配達含め70人ほどしかいないプレス社でさえ色々な事があるのだから推して知るべしであろう。
ただちょっとばかり相違することといえば市長の下には副市長はじめ優秀な人材がいるということである。
稚内ばかりでなく全国的な課題としてここ数年、顕在化している人手・人材不足は地方都市こそ深刻で思い悩むことが多い。現有戦力で何とか持ち堪えているが、ギリギリの状態が何時まで続くか。
それとトップの承継問題があり子息や身内などへの継承が決まっている会社はいいが、小社のよう候補が見えない会社はどう未来戦略を描いていけばいいのか全く覚束ない。
日本の現役社長の平均年齢が60代後半~70代というデータがあり健康寿命が70代半ばだとすると何処の会社も社長引退時期が迫っている。
筆者は日頃、言っていることがある。
「体がガタガタになるまで社長を務めませんよ」
現実になればいいのだが。