フェリーで海の仕事学ぶ 運輸局支局主催 港小5年生が体験

 港小5年生が12日、利尻島行きのフェリーに乗船し、客船で働く船員らの仕事などについて学んだ。
 今月末まで展開の海の月間行事として、道運輸局旭川運輸支局が海上交通や海上輸送を支える内航船員の役割を知ってもらう機会にと開いたもので、児童11人が参加した。
 フェリーターミナルで開会式を終えたあと児童たちは12日午前7時15分発の利尻行きフェリー「ボレアース宗谷」に乗船し、ハートランドフェリースタッフの説明を受け客室や操舵室などを見学。約2時間ほどの船旅を楽しみながら利尻島に到着した。
 利尻到着後、バスでオタトマリ沼や仙法志御崎公園、利尻町立博物館などを回り、午後のフェリーで稚内に戻った。
 旭川運輸支局の石井伸弥次長は「船員の高齢化が進み、将来的な船員不足が懸念され、若い船員の確保が喫緊の課題になっており、きょうの体験航海を通じ将来の仕事の選択肢の一つとして考えてほしい」と話していた。

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