管外との往来によって感染拡大 10万人当りの管内感染者73人
稚内保健所は、4日現在の管内新型コロナウイルス感染状況をまとめた。
6月28日~7月4日までの1週間、新規感染者は45人いる。4日現在、自宅療養者55人おり、入院している人はいない。
人口10万人当たりの感染者数は小康状態にあるものの73人(前週47・1人)と増え、感染者の年代は30代以下が3分の2を占めており、管外との往来があった人から家庭内感染などによって広がっているようだ。
稚内保健所では、マスク着用など基本的な感染対策の実践、イベントに参加する際の体調管理を徹底するよう求めている。
「先週の稚内の感染者は4人」
道は先週(6月26日~7月2日)の市町村別新型コロナウイルス感染状況をまとめた。
管内全体で49人(前週22)と倍以上に増えた。稚内市は4人(同5)と小康状態を保っているものの、豊富町18人(同0)、利尻富士町12人(同5)と大幅に増えた。
他は枝幸町7人(同0)、猿払村4人(同)、利尻町3人(同11)、浜頓別町1人(同0)。