連盟寄贈の120点展示 副港市場1階で樺太記念館企画展

 市教委主催の稚内市樺太記念館企画展「樺太の街と暮らし~樺太連盟寄贈、移動展パネルから」が、29日から副港市場1階で始まり、市民や観光客が歴史の一端に触れている。
 1948年に発足し樺太の歴史を後世に伝えてきた全国樺太連盟は、会員の高齢化によって活動が困難になり今年3月末で解散。これに伴い、稚内市に写真パネル、資料など約1000点もの展示品が寄贈され、今回の企画展では横3㍍ほどの樺太の鳥瞰図、港町の真岡、豊原の風景など写真と説明資料120点が展示されている。
 当時、森林資源が豊富だった林業によって製紙工場などあった街並みなど多数展示されており、見ていた人は「今とは全く違う様子を知ることが出来とても勉強になります」と話していた。
 市教委は「多くの方々に見て頂きたい」と。5月末まで。

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