週末雑感

 「男心と秋の空」「女心と秋の空」。秋の天候のよう男も女も移り気だということを表している。
 日本列島東海上の台風12号から変わった低気圧によって北海道は荒れ模様の天候となり今日予定していたガストロノミーウォーキングが中止になった。
 宗谷黒牛、ホタテなどグルメを味わえるポイントを設け稚内の文化や歴史など知る機会にとキタカラ~ノシャップ岬までを歩こうという試みで、工藤市長や川野副市長ら市民だけでなく札幌からの参加もある人気イベントだけに自然現象とはいえ中止になったのは残念なことである。
 9月最終の週末に開かれていたサロベツファームの美食しんぼまつり、ギリギリまで開催を模索してきた白夜祭もコロナによって中止になった。春先以降のイベントの中止は幾つになったか。死んだ子の年を数えても詮ないこととはいえ今、口元に付けているマスク共々憎らしい限りだ。
 コロナ禍は未だ々々続くようで師走恒例の名士カラオケ歌謡祭も早々と中止を決めている。
 ウイズコロナの社会経済活動がGoToトラベル、GoToイートに代表されるよう展開されるも感染者が急増しないのかと憂慮している。
 先行きが薄ぼんやりしているのが歯痒く、とはいえど相手は目に見えないウイルスであり、ここは収束する日を待ち耐え忍ばなければならない。
 フライングすることなく粛々と日々を重ねて行く覚悟はあるものの、何時堪忍袋の緒が切れるや知れず危なげな綱渡りの日々が続いている心境にはある。

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