時の話題 「マスク社会」
奥尻空港で函館行きの飛行機でマスク着用を拒否した搭乗客が機長の職務権限により強制的に降ろされるという出来事があった。この機内でのマスク拒否は釧路から関西空港に向かう航空機でもありこの人も途中の新潟空港で降ろされた。
コロナ禍中、マスク着用を厳守しようとする航空会社の対応なのだろうが、その問題となった2人とも健康上の理由があった由。他の乗客に不快感を与えないようにとする乗務員の気配りなのだろうが、筆者思うにどっちもどっちのような気がする。
拒否した側には機内にいる間、息苦しいなどの症状があった場合、間隔を置き一時的に外せばよく、航空機側はマスクが駄目ならフェースシールドで代替するという方法もあったろう。
ただ飛行機など公共交通を使う場合には他人に迷惑をかけてはならず、何十時間も機内に居る訳でもなく公共ルールには従う必要があり、非は乗客側の方が大きいか。
3、4月の不足状況からは脱し適正な価格で入手できるようになったマスクだが、寒い時は未だしも暑い日などには熱中症の恐れもあり、テレビで猛暑の地域でのマスク着用の様子を見るにつけ「大丈夫なの」と同情申し上げる。
夏でも涼しく、更には市中感染が無い稚内にあってもスーパーなど混み合う場所では99%の人がマスクを着用しており、外歩きする人も同じくほとんどが着用している。空気感染の心配は無いのでやり過ぎの感はある。
それよりも手の消毒の方が感染防ぐのに効果的だと思うのだが。