全世帯にマスク配布 稚内市が町内会通して今月中に
新型コロナウイルス対策として、稚内市が全世帯用に確保した使い捨てマスクが、先週末から町内会を通して各家庭に届けられている。
4月に市内の75歳以上の高齢者などを優先し一人8枚ずつ4万2000枚を配布したが、第2弾の今回は市内の1万7300全世帯に10枚ずつ配布することになった。
ひばり町内会では24日、町内の人達が約1080世帯を手分けして回り、マスクが入った紙袋を届けた。
紙袋には稚内市の「各種支援制度の案内」や「感染症対策について」のリーフレットに加え、工藤市長から「引き続き小まめな手洗いや消毒をし、マスク着用などによる咳エチケットの励行など感染予防のほか、社会・経済活動などでの感染拡大防止にご協力をお願いします」と書かれたメッセージも同封され届けられた。
市では町内会を通して今月中には全世帯へ配布したいとしているが、6月8日になっても届いていない世帯があれば市(健康づくり課)☎23-4000まで連絡するよう呼び掛けている。