矢吹さん 3年連続し最高賞 肖像写真家展 モノクロで男の哀楽を表現

 矢吹写真館=中央2=のオーナー矢吹尚也さん(62)が、第77回日本肖像写真家協会展大会で最高賞を受賞した。一昨年から3年連続の最高賞に矢吹さんは「平成25年の1回目の最高賞から通算で5回目となり大変嬉しく思います」などと喜びを語った。
 プロ写真家による肖像写真を集めた日本最大規模の写真展は8月下旬に静岡県で開かれ約100点が出品された。その中から入選した35作品が8月19日〜26日まで静岡市民ギャラリーで展示され、矢吹さんの写真は砂川から今年2月に夫婦で婚礼写真を撮りに来た男性を撮影した「一如貌」という作品。
 2月に夫婦の写真を撮っている際、夫の表情が魅力的でオーラを感じた矢吹さんは写真を撮り終えたあと男性に肖像写真の撮影を懇願して完成させた作品で、モノクロで暗さを感じる一方、顔つきをクシャとして明るく、陰と陽の二面性を表現した。
 3年連続し通算5度目の最高賞に、矢吹さんは「これまで支えて下さった皆さんに感謝したい。これからも写真表現と真摯に向き合い、良い作品を撮り続けていきたい」と語っていた。