待ち時間解消、遅々とし 市議会民文委 連動しカスハラ被害も
23日、市4階大会議室で民生文教常任委員会が開かれ、会計時の待ち時間、カスタマーハラスメントという市立稚内病院の問題について質疑を交わした。
同病院の待ち時間の長さは昔から指摘され病院側は自動精算機を設置し改善に努めると共に、令和6年8月にはスマホの専用アプリを使ったクレジット精算方式を導入するなどしてきたが、患者に高齢者が多く専用アプリでのクレジットカード後払いは全体の6・6%(8年6月現在)と市病側の目標値を下回っている状況にあることを、安田悟医事課長が縷々説明した。
これに対し今回の調査事項提案者の相内玲子議員(無所属)から長いとされる待ち時間解消に向けた取り組み方を質された市病側は待ち時間が2年前に比べ一人当たり30秒ほど短くなったとするも「高齢者の患者が多いこともあり不満の声が上がっている」とし、アプリの登録者以外の人(家族)でもクレジット精算が出来ることのPRに努めているなどと答えた。
川﨑真哉議員(市民クラブ)の質問で、コンピューター処理される診療費の確認作業で時間がかかっていることが判り、解消策として確認作業に従事する人の増員を要望する格好になったが、板坂篤樹事務局長は「様々な手立てを講じ(待ち)時間短縮に努めて行きたい」と答えていた。
カスタマーハラスメント(カスハラ)については、待ち時間の長さも影響しているのでは―という見解を相内議員が示したが、寺下裕樹庶務課長は「全国的にカスハラ被害は増加傾向にあるが、本院で警察に通知したのは令和6年1件、7年2件と多くはないものの職員用保健室を備え対応している」と答えていた。
寺下課長はカスハラだけでなくパワハラへの対応も今年10月1月に改正されるカスハラ防止対策の法律に基づき「被害を受けた職員が一人だけで悩まないような研修を積極的に行って行きたい」と答えていた。
また寺下課長は待ち時間の長さに連動したカスハラについて「改善の余地はある」と明言していた。


