時の話題 「稚内でもエアコン」

 エアコンの27年問題もあって道内でも安価なうちに設置しようという動きが加速化している。と言う筆者の家でも設置することになりそうである。
 東京で学生時代を過ごしたのは小欄で何度も書いており10年間暮らし冷房病にかかり足を引き摺らなければならないほど悪化した。他にも理由があったが東京を去らなければならない動機にはなった。
 冬が終わり春になったばかりだというのに暑く5月にもなるとエアコンは必需品と化し住んでいたアパートの近くで叔母が美容室を経営していたのでよく涼みに行っていた。
 稚内に戻る前に印刷所を経営していた義理の叔父と叔母が居た札幌で自動車免許を取得し結局、帰省することになったが、札幌は兎も角、稚内は夏といっても涼しく扇風機無しで新婚生活、子育て時期を送ってきた。
 先般、執り行われた北門神社例大祭でもストーブを点ける日がある稚内にあって必需品化しようとは夢にも思わなかった。
 それから40年。日本最北端にある稚内の気候も変わり夏は夏らしい暑さになり、秋~冬場は風が強いとはいえ猛吹雪の日が少なくなった。暮らしやすくなったのは事実で地球温暖化の良い面を享受している。
 四季の変化がくっきりしていた日本列島だが、冬と春が短くなり秋は無いのに等しい天候となり夏だけが大手を広げている。
 台風は秋だけでなく夏にもよく発生し列島を襲う。北の果てにあって台風禍は無いが、魚介の生産に大きな変化が出ており経済にも影響を及ぼしている。