「やった甲斐ありました」 最終講習終えた中澤さん

稚内市民観光ボランティアガイド主催の観光講習会「稚内のこぼれ話」が12日、市立図書館であり、元会長で稚内海友会会長の中澤和一さん(78)が稚内の底曳網漁の歴史などを語った。
昨年11月から底曳網漁の歴史などに特化した内容で開催していた講習会も、今回で10回目となり「稚内沖合底曳網漁船のこぼれ話・体験記」をテーマにした最終回には、会場いっぱいの30人が参加した。
中澤さんは▽底曳網漁が最盛期だった頃は水揚げされた魚の加工場の魚粕による悪臭で当時は臭いで外に洗濯物を干せない状態で工場側と市民との間にトラブルが発生していた時代があった事▽200海里規制後、ロシア側の許可を受けてサハリン海域でタラ漁をしていた事▽昭和43年から北の海で操業を開始したオオナゴ漁は当時湧き水かのごとく大量に水揚げされ、毎日漁獲制限続きだったことなど、当時の漁の写真を見せながら説明した。
講演を終えた中澤さんは「今回の講演には1回目から参加してくれた方、昔を懐かしんで参加してくれた方がいました。当時を思い出し懐かしいと言っていただきやった甲斐がありました」と話していた。
8月からは今秋に開催される観光マイスター試験に向けて月1回程度、講習会を開くことにしている。


