時の話題 「安全に留意し」

 2週間ほど前、小紙の読者が社屋を訪れ、学校給食センター(潮見5)の建物周辺で除草剤が使われており「子ども達の給食を調理するセンターとして不適正ではないのか」と指摘した。このほかに給食センター前の市道はまなす通りの街路樹の枝も切り落とされたあとの写真を十数枚見ることが出来、怒り心頭に発するといった様子であった。
 街路樹の枝切りは、はまなす通りだけでなく北寄りの天北通りとT字路から緑・富岡環状線の一部でも見られ市(土木課)に問い合わせたところ「枝が道路や歩道に張り出し支障を来たしているので職員や請負業者が枝払いしている」との回答があり悪戯でないことが判った。
 問題なのは給食センター回りの除草剤使用で坂本歩学校給食課長によると、人体に悪影響を与えるものでなく稚内保健所の許可も得ており安全基準を満たしているとし、撒布された土中で自然分解する農水省認可の除草剤な事を強調していた。
 と、すべて一件落着した印象を受けるが、街路樹の枝伐採、除草剤使用に関し、地域住民や保護者に対する通告など安全対策に問題がなかったのかと言えば疑義が残る。
 ちなみに情報提供して戴いた読者は市内全域を回る仕事をしている。何気ない風景に問題意識を持つのは我々の仕事でも難しいことであり小社の記者としてスカウトしたい位である。
 蟻の穴から堤も崩れるということわざがある。些細な油断や小さな欠陥を放置していると、とんでもない事態を引き起こすことがある。自戒したい。