豪華客船 稚内寄港 飛鳥Ⅱ 乗船客、市内・離島観光へ

郵船クルーズの豪華客席「飛鳥Ⅱ」(5万444㌧・全長241㍍)が29日早朝、稚内港に入港した。昨年9月9日以来3年連続の寄港で、乗客は出港の夜まで市内観光など楽しんでいる。
小樽港発の飛鳥Ⅱは「A―plus北海道〜稚内・留萌〜」というツアーの航海中で乗客約640人・乗員約500人の約1140人が乗船。28日に小樽を発ち、日本海側を北上し、29日午前6時に末広埠頭東岸壁に着岸した。
乗客約150人余りは旅行会社が手配したバスに乗り込み宗谷岬や宗谷丘陵、豊富のサロベツ湿原など観光する一方、離島観光を希望した約160人はフェリーに乗船し、利尻・礼文観光を夕方まで楽しみ、船に残った乗船客は埠頭内に開設された「みなとカフェ」で稚内の食を堪能した。
船到着時、12度という気温に、東京から訪れたという夫婦は「寒くてびっくりです。稚内の美味しい物を買って帰りたい」と話していた。
タクシーで一日市内観光をする乗客もおりノシャップ岬や北防波堤ドーム、副港市場、宗谷岬、白い道などを見学した。船の到着後巨大な船体を見ようと多くの市民が岸壁まで足を運び、60代女性は「大きくて立派な船。ゆっくり船旅を楽しんでみたい」と羨望の眼差しで話していた。
午後1時からの船内見学は約300人の応募者から選ばれた52組78人が、豪華な船内を見て回った。
午後8時30分から出港アトラクションが行われ、大谷高吹奏楽部の演奏▽稚内海峡太鼓保存会による海峡太鼓▽南中ソーラン連と大谷高生による南中ソーラン演舞の演出があり、午後9時の花火打ち上げを待って留萌港に向け出港する予定。


