脱スマホについて説く 市連Pなど主催 教育講演会で東北大の榊先生

稚内市連合PTA、市教委など主催の宗谷教育講演会が28日、育英館大学講堂で開かれ参会した教員や保護者が子どもだけでなく大人も含めてスマホとの向き合い方について考えた。
参加した180人を前に、吉﨑市教育長が「地域ぐるみの子育てや子どもたちの健やかな成長を願い、家庭、学校などの絆を深める機会にしたい」などと挨拶したあと、東北大学応用認知神経科学センターの榊浩平助教が「脳科学から考えるスマホ時代の子育て〜家庭・学校・地域にできること」と題し講話した。
榊氏は、スマホを与える側の大人がリスクを知り、上手に活用する方法を知ることが義務であると前置きし、便利なスマホの携帯性多機能性、依存性によって情報過多となった脳は集中力の低下、想像性を奪う可能性があることを問題視した。
現代に欠かすことができなくなったスマホだが、学習面では、情報を得るメリットがある反面、調べた物事が記憶に残らないことに触れ「子どもの調べ学習には、記憶に留まる知識や、それを知恵に変換する必要がある。目的などに合わせデジタルとアナログの使い分けが必要である」など話していた。
最後に大人を含めた脱スマホ習慣を身に付けるためのアドバイスや子育てについて「子どもとの時間、体験、感情の共有を大切にして欲しい。スマホを置いて表情や育ちに目を向けてもらえたら」と話していた。


