時の話題 「二重苦の北海道」

 今季始めて社の執務室で暖を取った。退院後の体調がすぐれないこともあるのだろうか気力だけではと、ストーブの火を点けたわけである。
 晴れ間がのぞく朝方放射冷却現象が発生し冷え込むようになり、灯油でこい電気でこいお世話になるが、先日コープさっぽろから発表された灯油価格は1㍑当り159円(札幌圏)。稚内は165円位まで上がるのでないか心配している。
 10、11月と3、4月に比べ厳冬期の他の月(12~2月)は月に400㍑使うので優に月額6万円以上になるものと見られる。
 値上げの理由は中東情勢の緊迫化に伴う原油コストの高止まりであり、今起きているイランと米国との戦火が終わらない限り続くものとみられる。
 日本政府は備蓄油を放出したり原油の輸入先を米国に代えるなど対策を講じているが中東産には及ばず、原油高は当分収まりそうもない。
 電気料金も10月検針分から北電は1000円以上上げる。政府補助が9月で終了したためで、現下の物価高に灯油、電気のエネルギーインフラも加わり道民の生活は困窮を極めることが予想される。 
 高市総理は政権基盤の安定化を図るため2月に衆院選を敢行し安定多数の議席を手にしたが、2月といえば北海道など雪国は一番寒い時でブリザードだって吹き荒れる。自らの野望を達成するには雪国の事情など構っていられないという姿勢に高市さんの傲りを感ぜずにいられない。
 全国民の幸せを願うのが総理であり、そういう意味では彼女は失格だ。