「互いが支える社会に」 障害者差別解消フォーラム 藤田征樹さんら講演

道主催の障害者差別解消法道民フォーラムin稚内が6日、文化センターで開かれ、参加者が互いを尊重する生き方などについて考えた。
令和6年4月、一部法改正された障害者差別解消法や北海道障がい者条例を多くの人に知ってもらい、障がいがある人もない人も互いに出来ることを考えることを目的に開かれたフォーラムには64人が参加した。
上智大学の大塚晃名誉教授が「障がいのある人もない人も、ともに北海道で暮らす」と題した講話では、障害者差別解消法について説明する中、障がいのある人から何らかの配慮を求める意思表明があった場合、負担がない範囲で対応する合理的配慮について「それぞれ(障がい者ある人ない人)が納得できるよう環境調整を行うこと。地域の中で住みやすくなる環境を作る稚内に期待したい」などと話していた。
稚内出身パラリンピック自転車競技選手の藤田征樹さん=藤建設=ら3人が登壇し「当事者目線から考える合理的配慮〜日々の暮らしで感じること、これからのこと」と題したパネルディスカッションでは、藤田さんは障がい者枠を使わず、新卒の一般採用で建設機械メーカーで働く中、仲間と互いに敬意を持った関係を築いたことパラリンピック競技では配慮が自然にあることなどの経験に触れ「障がいのある方だけじゃなく妊婦や子どもなど身近な所に配慮を必要とする方が沢山いる。共生できる社会に向けて思いやりと敬意の気持ちを持って互いが支え合える社会になって欲しい」などと述べていた。


