繋がり活かし医療環境充実へ 慶應義塾大学生が実習成果発表

地域診断で来稚している慶應義塾大学生が28日夜、市役所で実習成果報告会を開き、稚内のより良い未来に向けて考えを述べた。
17日から来稚した学生12人は、医療、教育など多角的な観点から稚内の地域課題など探るべく、医療、観光・教育関連、インフラの3グループに分かれ、医療、学校関係者や地域住民とのインタビューなどフィールドワークを通じて分析を行ってきた。
参加者を前に、学生たちは医療従事者が不足しており市民の健康意識にばらつきがあることに着目し、小中学生を対象に医療人材を目指す年が近い高校、大学生との交流を通して医療に興味を持つ人材の増加、予防医療のための検診受診率の低さの解決策として町内会ごとに検診率を競う稚内検診グランプリでインセンティブ(報酬)を与える取り組みなど、「稚内にある繋がりを活かした方法で医療環境の充実へ」などと、他の地域から訪れた学生ならではの提言を行った。
学生の報告を聞いた佐伯副市長は「それぞれの立場からアクションプランに落とし込んでくれた成果を、それぞれの分野で考え医療の発展につなげたい」などと話していた。


