時の話題 「全く暗い日本」

 けさの全国紙の1面に某メーカーのミルクチョコレートが今年99周年を迎えたとの広告が掲載されていた。この板チョコは物価高騰前にスーパーで100円前後で販売されていたが今では200円まで上昇するかという勢いにある。
 3年にもなろうか。あらゆる食料品の値上げが著しく、どの家庭も遣り繰りが大変だろう。
 4年前のロシアのウクライナ侵略によって先ずガソリンなど燃油が上がり原油に由来するモノの価格が上昇した。それに加え有事に弱い円が上がりドルに対し安くなる円安によって輸出品はことごとく値上がった。
 食糧自給率が40%を切り自力では成す術がない日本を象徴するように食料品だけでなくあらゆるモノに高騰の波が押し寄せ、最低賃金イコール物流費に及び灼熱列島なら未だしも国民の耐乏生活の限界を超えそうな域まで物価は上がった。
 年金生活の高齢者、一人親世帯の生活は干上がるまで疲弊してしまい、消費税を下げるにもすったもんだの無益な時間を費やした。 
 今年2月の総選挙で高市自民党は「消費税減税」を掲げて圧勝したのに何をぐず々々しているのか。
 減税した分、交付税が大幅に減る地方には政府の特別措置資金で補てんするという。地方にとっては朗報だが国の特例国債(赤字国債)の割合が高まるのは火を見るより明らかで、世界における日本の信用度はまた下がり円安が頭をもたげ国民は更なる物価高を強いられることになる。国も地方も使える金がなく、にっちもさっちも行かない状況にある。

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