新造船トロリウス進水式 ハートランドフェリー ボレアース代わり来春就航

 ハートランドフェリーは16日、広島にある内海造船で新造船「トロリウス宗谷」の進水式を行った。老朽化したボレアース宗谷に代わり来春から就航する。
 新造船トロリウス宗谷は、現在就航中のアマポーラ宗谷と同型で全長96・55㍍、4265㌧。定員495人(夏季550人)。「未来を担う子どもたちが社会の真ん中に」をコンセプトに、中央部にキッズルーム、個人のプライベート空間を重視した個室を10室備え、横揺れ防止装置(フィンスタビライザー)、海水の流入を防ぐため船尾天井を開閉できる構造になっている。
 船名は島の花から利尻島のボタンキンバイと礼文島のレブンキンバイソウの学名から「トロリウス」と名付けられた。花言葉は品位品格、気品の意味を持ち、船体のイメージカラーはキンバイソウからオレンジ色に決まった。
 ボレアース宗谷の就航は10月末まで。新造船は年末に引き渡しされる。
 進水式を終えた蔦井宏典社長は「新造船を早く迎え入れたいとう気持ちが強まりました」と話していた。