コラボビール仕込みへ ヤムワッカ醸造所 中島さんと石原さんの2人

稚内出身で東京を拠点にビール専門職「ビアマイスター」として活躍する中島龍樹さん(28)と、稚内産クラフトビールを製造する醸造所「ヤムワッカ・ブルーイング」の石原崇代表(48)がコラボしビールの製造を始めた。醸造所で14日、仕込み作業が行われ、9月中旬の発売に向け「飲み応えのあるビールにしたい」と熱を入れている。
宗谷中卒業後、海外留学を経て4年前に帰国してから東京恵比寿などのビアバーで大手ビールやクラフトビールなどを注ぐビアマイスターとして活動する中島さんは、全国各地でクラフトビールを広めるイベント、コラボビール開発などをプロデュースしている。
稚内でクラフトビールが誕生してから石原さんとSNSなどで連絡を取り合うなどし「稚内でコラボビールを作りたい」と熱望していた中島さんは、10年ぶりに稚内に里帰りした5月下旬に一度、ヤムワッカの醸造所を訪れていたが、今回2カ月ぶりに訪問し石原さんとアイデアを練りながら、今回はすっきりとした喉ごしと爽快な苦味が特徴のピルスナーと呼ばれるラガービールを作ることを決めた。
14日の仕込みには美深、士別、京極町のクラフトビール製造者も見学に訪れ、コラボビールの仕込み作業を見守った。今後は発酵などし完成まで1カ月半ほど寝かせ、9月中旬までには販売したいという石原さんは「軟水の稚内の水はラガービールと相性が良い。飲みごたえのあるビールにしたい」と話し、中島さんは「稚内でクラフトビールがあることが嬉しい。美味しいビールを楽しみにしてほしい」と思いを語っていた。


