10月に自動EVバス運行 キタカラ前など1日5便

今秋に中央地区で試験的に走行する自動運転EVバスの実証運行に向けて設立した稚内市自動運転社会実装実現会議は2日午後、市役所で第1回目の会議を開き、担当者が事業概要などを説明した。
生活路線の維持と二次交通の利便性向上を両立させるべく、10月に市役所や市立稚内病院、キタカラ、フェリーターミナルなどの間を結ぶ自動運転EVバス運行に備え、稚内市や宗谷バス、ユーラスエナジーホールディングス、稚内信金、育英館大学、稚内観光協会、稚内商工会議所など関係17団体で専門組織を設立。2日午後の初会合には、関係者40人余りが参加した。
工藤市長が「キタカラを中心とした中心市街地の活性化、利尻礼文フェリーターミナルへの利便性を高め、市民や観光客の皆さんの満足度向上に繋げたいという思いでこの事業に取り組み、成果を期待している」などと挨拶。市の担当者から今年度はレンタル車両を使用し▽キタカラとフェリーターミナルを結ぶ交通連携ルート▽市役所や市立病院を結ぶ日常生活ルートの2種類のルートで実証運行し、本番走行は10月14日〜18日、10月21日〜25日の10日間を予定し1日5便体制で運行することなどが説明された。
業務受託業者のティアフォー(東京)の担当者から実証運行で使用する車両の紹介、車体回りに30台のカメラを設置しセンサーで周辺の状況を把握して自動運転する仕組みなどが説明され、質疑応答では出席者から「横断歩道に人が立っていた時に車は止まりますか」との質問に、担当者は「車はセンサーで確認し止まる仕組みになっています」などと答えていた。


