旅館山一の夕食 高評価 じゃらん お客さん励みと、安田夫妻

 旅行情報サービス「じゃらんnet」が、昨年1年間で顕著な実績を収めた道内の宿泊施設を表彰する「じゃらんアワード2025年」夕食の50室以下部門で、港2の旅館山一が3位に輝いた。オーナーの安田英幸さん(78)澄子さん(73)夫妻は「お客さんから評価頂き嬉しいです」と喜んでいた。
 宿泊施設の魅力の発掘・発信、旅行業界の発展のため今年で13回目を数えた「じゃらんアワード」は、宿を利用した旅行者らのクチコミなどが評価のポイントとなり、創業し60年以上になり12室を備える旅館山一は、料理長の安田英幸さんが地元の食材にこだわった毛ガニやタコシャブ、ホタテなどの刺身、料理長お勧めのホッケの煮付などのメニューが高く評価された。
 観光繁忙期の稚内市内のホテルで素泊まり1人2万円以上に設定する宿がある中、旅館山一では夕食込みで約1万2600円という値段とメニューの豊富さで、「夕食が素晴らしい」「何度通っても夕食が美味しい」などと直近の評価で満点の5点を獲得している。
 夏場は朝4時半から働き、夜は午後9時まで仕事があるという安田さん夫妻は「物価高騰で何もかも値上がりして大変ですが、お客さんが美味しいと言ってくれるのが何より嬉しく、働く励みになっています」と語り、夕食目当てにリピーターになっている観光客も多く「最近も以前、宿泊してくれた大坂からの家族4人が稚内旅行で泊って頂きました。体が続く限り、お客さんに美味しい稚内の味を提供できれば」と話していた。