三谷さんサハリン交流を上梓 市職員時代の経験綴る

 元稚内市サハリン事務所長で現在は国際交流のサポート事業などを展開する「P・B・ル・デトロワ(国境)」=恵庭市=の三谷将代表(53)が、20年以上関わったサハリン交流の経験を記録した著書「海峡の向こうの隣人たち〜稚内市役所からサハリンへ、駐在員の軌跡」(税込2420円)を出版した。
 平成9年に稚内市役所に奉職した三谷さんは、31年に5代目のサハリン事務所長として現地に赴任。令和5年8月1日付けで市職員を退職後、個人事業主として活動する傍ら、サハリンの現地での経験を活かし執筆活動をしている。
 市を退職後直ぐに制作に取り掛かり、約2年半で完成させた320ページに亘る著書は▽隣街サハリン〜稚内から見た風景▽国境を紡ぐ行政の現場▽ユーラシアへのゲートウェイ▽コロナ禍とウクライナ戦争▽サハリンのいまーの5章で構成されている。
 自身初の出版に三谷さんは「自分が経験したサハリン事情を読者に分かりやすく伝えれるよう努めました」との思いを語る中で、20年以上に亘って関わったサハリンに「物流やインバウンドなどでサハリンの方と関わってきました。また稚内は建設、機械、食品などの民間企業の関係者がチャレンジ精神で交流の場を切り開き、それが人的交流に繋がってきたことを本書をもって伝えたい」とプレス紙の取材に答えていた。
 全国の大手書店アマゾンなどネット通販サイトで販売している。